近日発表しますが、今はプッチーニの編曲をしています。というわけで。
今から30年以上前、私が大学を出てサラリーマンをしていころ、「町田フィル」という市民オーケストラに所属してコントラバスを弾いていた。その頃そのオケは毎年ゴールデンウイークに「つくし野」という駅の駅前広場でオペラコンサートを地元有志の主催でやっていたのだが、歌手陣が凄い!東敦子先生、佐藤征一郎先生等一流の声楽家がレギュラー、郡愛子先生その他もゲスト出演していた。
というわけで東先生の伴奏で「ある晴れた日に」とか「歌に生き愛に生き」は何度も、他の名曲もいろいろ弾きました。
当時の私は先生は有名な方だとは知っていましたが、凄さ・偉大さはいまいちまだ自覚していなかったかもしれない。
また、サラリーマンを辞めて荒谷先生について修行を始め、アシスタントみたいなこともするようになったころ、東先生の家にお邪魔してピアノ合わせに立ち会うなんてこともしました。
今思うと、なんと贅沢な経験をしたのだろう、あの時にもっと勉強して、東先生にもくらいついて学ぶことはたくさんあったろうにと後悔しています。
YouTubeで見つけた先生の「ある晴れた日に」、これを見るだけでも凄い人です。
おまけ
東先生のサイン入り「ある晴れた日に」のスコア(持ち歩きのため全曲スコアからコピーしてました)
1989年ということは会社を辞めた次の年の春。まだ団員としてバスも弾いていたころだと思う。