今年も残すところあとわずか。世間はコロナ騒ぎで明け暮れた一年だったが、私には今年はバッハイヤーだった。
とりあえず今年に仕上げた曲を並べてみる。日付はYouTubeにアップした日にしています。
3/30 バッハ BWV1003 アンダンテ (弦楽合奏)
5/17 バッハ BWV538 トッカータとフーガニ短調「ドリア調」 オーケストラ版
6/13 バッハ BWV564 トッカータ・アダージョとフーガ ハ長調 合奏協奏曲版
6/30 バッハ BWV564 トッカータ・アダージョとフーガ ハ長調 フルオケ版
7/15 バッハ BWV539 前奏曲とフーガ “Fiddle” フルートアンサンブル版
7/22 バッハ BWV539 前奏曲とフーガ “Fiddle” 弦楽合奏版
8/23 ホルスト ミリタリーバンドのための第1組曲 弦楽合奏版
9/16 バッハ BWV578 小フーガト短調 オーケストラ版
9/18 バッハ BWV578 小フーガト短調 弦楽版
9/25 バッハ BWV565 トッカータとフーガニ短調 オーケストラ版
10/14 マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲 オルガンパートの管弦楽化
10/18 ラフマニノフ ヴォカリーズ 管弦楽のための新編曲
10/23 バッハ BWV147 「主よ、人の望みの喜びよ」 コンサートオーケストラのための編曲
10/26 ヘンデル ハレルヤコーラス(メサイア) コンサートオーケストラのための編曲
11/3 バッハ BWV140 (645) 「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 コンサートオーケストラのための編曲
11/23 チャイコフスキー 「くるみ割り人形」抜粋 ピアノトリオ
12/1 ドボルザーク 「家路」(新世界交響曲第2楽章) ピアノトリオ
12/11 J.シュトラウス父 「ラデツキー行進曲」 ピアノトリオ
12/19 ラベル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 ピアノトリオ
このカウントで19曲。
バッハイヤーになったきっかけは忘れもしない。1月1日に亡くなった師匠荒谷俊治先生のお葬式の時に「追悼の場面で演奏される曲ってバッハのG線上のアリアが多いけどBWV1003のアンダンテも良いと思いません?、編曲してみませんか?」と町田フィルのN氏に言われたのが始まりでした。
それを手掛けるうちに自分の中の「バッハ野郎」が目覚めてしまい、NHKBSでBWV538を見たのもあって一気にバッハの一連の編曲となったのです。
で10月は以前に書いた楽譜の手直しに入り、ラフマニノフやヘンデルも入りました。
11月に入ると「コロナの関係で世界が求めているのは少人数のアンサンブルだ」と考えてピアノトリオの一連の編曲をして、現在に至る、というわけです。
本当は週に1曲はアップしたいところですが、パート譜の作成や細かいチェックを考えるとなかなか難しいです。
でも、今年は頑張った(というか、バッハ先生のおかげで作業に夢中になれた)と自分では思います。
これが全世界の皆さんに届くようになれば、今よりももう少しゆとりのある(金銭的に)生活が送れると思って頑張ります。
来年もよろしくお願いいたします。
では、おやすみなさい。よいお年をお迎えください。