2020年を振り返る

 今年も残すところあとわずか。世間はコロナ騒ぎで明け暮れた一年だったが、私には今年はバッハイヤーだった。

 

とりあえず今年に仕上げた曲を並べてみる。日付はYouTubeにアップした日にしています。

 

3/30 バッハ BWV1003 アンダンテ (弦楽合奏)

5/17 バッハ BWV538  トッカータとフーガニ短調「ドリア調」 オーケストラ版

6/13 バッハ BWV564  トッカータ・アダージョとフーガ ハ長調 合奏協奏曲版

6/30 バッハ BWV564  トッカータ・アダージョとフーガ ハ長調 フルオケ版

7/15 バッハ BWV539 前奏曲とフーガ “Fiddle” フルートアンサンブル版

7/22 バッハ BWV539 前奏曲とフーガ “Fiddle” 弦楽合奏版

8/23 ホルスト ミリタリーバンドのための第1組曲 弦楽合奏版

9/16 バッハ BWV578  小フーガト短調 オーケストラ版

9/18 バッハ BWV578  小フーガト短調 弦楽版

9/25 バッハ BWV565  トッカータとフーガニ短調 オーケストラ版

10/14 マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲 オルガンパートの管弦楽化

10/18 ラフマニノフ ヴォカリーズ 管弦楽のための新編曲

10/23 バッハ BWV147  「主よ、人の望みの喜びよ」 コンサートオーケストラのための編曲

10/26 ヘンデル ハレルヤコーラス(メサイア) コンサートオーケストラのための編曲

11/3 バッハ BWV140 (645) 「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 コンサートオーケストラのための編曲

11/23 チャイコフスキー 「くるみ割り人形」抜粋 ピアノトリオ

12/1  ドボルザーク 「家路」(新世界交響曲第2楽章) ピアノトリオ

12/11 J.シュトラウス父 「ラデツキー行進曲」 ピアノトリオ

12/19 ラベル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 ピアノトリオ

 

 このカウントで19曲。 

 バッハイヤーになったきっかけは忘れもしない。1月1日に亡くなった師匠荒谷俊治先生のお葬式の時に「追悼の場面で演奏される曲ってバッハのG線上のアリアが多いけどBWV1003のアンダンテも良いと思いません?、編曲してみませんか?」と町田フィルのN氏に言われたのが始まりでした。

 それを手掛けるうちに自分の中の「バッハ野郎」が目覚めてしまい、NHKBSでBWV538を見たのもあって一気にバッハの一連の編曲となったのです。

 で10月は以前に書いた楽譜の手直しに入り、ラフマニノフやヘンデルも入りました。

 11月に入ると「コロナの関係で世界が求めているのは少人数のアンサンブルだ」と考えてピアノトリオの一連の編曲をして、現在に至る、というわけです。

 

 本当は週に1曲はアップしたいところですが、パート譜の作成や細かいチェックを考えるとなかなか難しいです。

 

 でも、今年は頑張った(というか、バッハ先生のおかげで作業に夢中になれた)と自分では思います。

 これが全世界の皆さんに届くようになれば、今よりももう少しゆとりのある(金銭的に)生活が送れると思って頑張ります。

 来年もよろしくお願いいたします。

 では、おやすみなさい。よいお年をお迎えください。